インタビュースポーツフリーランスレシピ開発管理栄養士

Jリーグを目指す現場に、食で伴走するという選択〜私が管理栄養士として歩んだ道〜【土屋 麻佑】

インタビュー

この記事の見どころ

⭐️ 「スポーツに関わる仕事がしたい」。母の影響で目指した管理栄養士の道

  • 理学療法士やトレーナー志望から、“スポーツ栄養士”という選択へ進んだ原点。

⭐️  伝部を支えた学生時代と、現場の葛藤から始まったキャリアの模索

  •  始発前から終電近くまで選手を支えた経験と、栄養士としての時間が削られた社会人時代。

⭐️ 「アスリートの挑戦を支えたい」という想い

  • Jリーグクラブや個人選手のサポート、食の力で選手寿命を支える活動。

⭐️  チームとの4年間の歩み。昇格と共に築いた“食の環境”

  • 限られた予算・設備からスタートし、J3へと駆け上がった栃木シティとの実話。

⭐️  “スポーツ栄養士になりたい人”へ贈るリアルなメッセージ

  • 「道は自分でつくるもの」。狭き門と言われても諦めなくていいという心強いエール。る

💬 interview

学生時代からアスリートの食事サポートに情熱を注ぎ、現在はJリーグクラブや個人選手の栄養指導、献立作成、セミナーなど幅広く活躍する“サッカー専門”管理栄養士、土屋 麻佑さんにインタビューしました!

なかむら
なかむら

管理栄養士になろうと思ったきっかけを教えてください。

土屋さん
土屋さん

昔から、スポーツに関わる仕事がしたいと思っており、理学療法士やトレーナーの道も考えていました。
そんな中、母が栄養士だったこともあり、「スポーツ栄養士」という選択肢を教えてもらったことで、管理栄養士を目指すようになりました。

なかむら
なかむら

学生時代からファーストキャリアまでについて教えてください

土屋さん
土屋さん

学生時代は、女子栄養大学の研究室で、近隣大学の駅伝部の食事サポートに取り組んでいました。
夏の合宿から箱根駅伝本番まで、始発前に出発し、終電近くまで選手のサポートに尽力した日々。大晦日も夜遅くまで学校に残り、みんなでカップ麺の年越し蕎麦を食べたのも、今では良い思い出です。

卒業後は総合型フィットネスクラブに就職し、トレーナーとして勤務しながら、お客様への栄養指導も行っていました。
しかし、人手不足の影響で、8時間勤務のうち5時間はキッズスイミングのコーチ業務が中心となり、徐々に「栄養士としての仕事」にかける時間が少なくなっていきました。

「やっぱりアスリートに関わる仕事がしたい!」という想いが強まり、フィットネスクラブを退職。現在は会社に就職しつつ、個人事業主として副業でアスリートサポートを行っています。

会社では、病院や高齢者施設向けの治療食・介護食の商品開発を担当。
副業では、Jリーグクラブチームの献立作成や選手への栄養指導、セミナーの開催などを行っています。また、他チームの個人選手から依頼をいただき、栄養サポートを提供することもあります。

なかむら
なかむら

現在の仕事(活動)を始めたきっかけを教えてください。

土屋さん
土屋さん

私も弟もサッカー経験者だったことから、

「選手のケガを減らし、選手寿命を伸ばしたい」
「食事のサポートを通じて、海外でも安心してチャレンジできる環境をつくり
い」
そんな想いから、スポーツ栄養士としての活動を始めました。

もともとサッカー界に知人が多かったこともあり、最初はボランティアでチームへの栄養指導を担当。
その後、ご縁があってスポーツ人材会社に登録させていただき、初めて「仕事」としてアスリートのサポートをさせていただくようになりました。

なかむら
なかむら

現在の仕事に詰まっている想いについてお聞かせください。

土屋さん
土屋さん

現在は、栃木シティというサッカーチームをサポートさせていただいています。
出会いは4年前、当時はまだ関東リーグ所属で、栃木の田舎にあり、名前も全然知られていないチームでした。

「選手に昼食を提供してほしい」という声をいただき、サポートがスタート。
調理施設も予算も限られた中での挑戦でしたが、スタッフの皆さんと何度も話し合いながら、どうにか選手たちに食事を届けられる環境を整えることができました。

そこからチームは次々に昇格し、現在はJ3へ。
“栃木シティ”という名前も、少しずつ全国に知られるようになってきました。

この経験を通して、私自身も「もっとこのチームを上へ」と強く思うようになりました。コーチやトレーナーなど、さまざまな立場の方々と連携しながら、チームの成長を支えていくことが、今の大きな目標です。

なかむら
なかむら

事業を通してどのような影響を社会に与えたいと思いますか?

土屋さん
土屋さん

現在、JFLやJ3などのカテゴリーでは、
栄養士がチームに常駐し、選手に食事を提供しているケースはまだまだ少ないのが現状です。

だからこそ、栃木シティでの取り組みがひとつのモデルとなって、
サッカー界にもっと広がっていってほしい。

そして将来的には、「どのチームにも栄養士がいるのが当たり前」という世界が実現できたら嬉しいです。

なかむら
なかむら

この記事を通して読者に届けたいことや今後の展望について教えてください

土屋さん
土屋さん

スポーツ栄養士を目指している方は、きっとたくさんいると思います。
「狭き門だからやめておいた方がいい」といった声もよく耳にしますが、私はそうは思いません。

選手やチームの中には、栄養士を必要としている人がたくさんいます。
ただ、選手もチームも、「どうやって栄養士と出会えばいいのか」を知らないだけなんです。

もし、自分がサポートしたい競技やチームがあるのなら、ぜひ自分からアプローチしてみてください。
そこからきっと、道はひらけていくはずです。

土屋 麻佑さん、インタビューにお答えいただきありがとうございました!

, , , ,

スポンサーリンク

コメント