ダイエット中でも、小腹が空いてしまうことはありませんか?間食を我慢しすぎると、空腹が募り、食事の際にドカ食いしてしまうことも。そこで大切なのが、適切な間食の選び方です。
間違った間食を選ぶと、せっかくのダイエットが台無しに。しかし、栄養価が高く、腹持ちの良いおやつを取り入れれば、ダイエットの成功率もアップします!
今回は、管理栄養士である私がおすすめする「ダイエット中でも安心して食べられるおやつ5選」をご紹介します。
健康的な間食の基本知識
間食を選ぶ際には、以下のポイントを押さえることが大切です。
- 低カロリー・高たんぱく質:筋肉量を維持しながら脂肪を減らすためには、たんぱく質が豊富なおやつが理想的。
- 血糖値の急上昇を防ぐ:GI値が低い食品を選ぶことで、血糖値の乱高下を抑え、脂肪の蓄積を防ぎます。
- 満足感が得られるもの:食物繊維や良質な脂質を含むものを選ぶことで、少量でも満腹感を得ることができます。
栄養士おすすめのダイエット向きおやつ5選
1. ギリシャヨーグルト(無糖)
- 目安量:100〜150g(市販の100〜150g入りのカップ1個分)
- 栄養素(100gあたり):
- エネルギー:60kcal
- たんぱく質:10g
- 脂質:2g
- 炭水化物:4g
- カルシウム:120mg
- ポイント:たんぱく質が豊富で、腸内環境を整える乳酸菌が含まれています。
- 食べ方の工夫:ナッツやハチミツを少量加えると、風味が増して満足感がアップ。
2. ゆで卵
- 目安量:1〜2個
- 栄養素(1個あたり50g):
- エネルギー:80kcal
- たんぱく質:6g
- 脂質:5g
- ビタミンB群:豊富
- ポイント:1個あたり約80kcalと低カロリーで、たんぱく質とビタミンB群が豊富。
- 食べ方の工夫:塩だけでなく、カレー粉やハーブソルトで味変もおすすめ。
3. ミックスナッツ(無塩・無添加)
- 目安量:20〜25g(片手一杯分)
- 栄養素(25gあたり):
- エネルギー:150〜180kcal
- たんぱく質:4g
- 脂質:14g(良質な脂肪酸)
- 食物繊維:2g
- ポイント:良質な脂質を含み、少量で満腹感が得られます。
- 食べ方の工夫:食べ過ぎに注意し、1回の摂取量は25g程度に抑えるのがベスト。
4. ダークチョコレート(カカオ70%以上)
- 目安量:20〜30g(小さめの板チョコ3〜4かけ)
- 栄養素(30gあたり):
- エネルギー:170kcal
- たんぱく質:2g
- 脂質:12g
- 炭水化物:12g(うち糖質6g)
- ポイント:ポリフェノールが豊富で、抗酸化作用が期待できます。
- 食べ方の工夫:1日30g以内を目安に、ナッツと一緒に食べると満足感がアップ。
5. さつまいも(蒸し or 焼き)
- 目安量:100g(小さめのさつまいも1/2本程度)
- 栄養素(100gあたり):
- エネルギー:130kcal
- たんぱく質:1.5g
- 食物繊維:2.3g
- 炭水化物:31g(うち糖質27g)
- ポイント:食物繊維が豊富で、GI値が低めのため血糖値の上昇を抑えます。
- 食べ方の工夫:そのままでもOKですが、シナモンをかけると甘みが引き立ちます。
間食時の注意点とよくある間違い
- 食べ過ぎに注意!
- 「健康的なおやつだから」といって、食べ過ぎるとカロリーオーバーに。
- 1日の間食カロリーは200kcal以内を目安にしましょう。
- 加工食品に注意!
- 「ヘルシー」と表記されたスナックやプロテインバーでも、砂糖や添加物が多く含まれていることがあります。
- 成分表示を確認し、なるべくシンプルな原材料のものを選びましょう。
- 間食のタイミングを意識する
- おすすめのタイミング:
- 昼食と夕食の間(15時頃):エネルギー補給として適切。
- 運動後:たんぱく質を補給するのに最適。
- 避けたいタイミング:
- 就寝前:エネルギー消費が少ない時間帯は、脂肪として蓄積しやすい。
- おすすめのタイミング:
まとめ
ダイエット中の間食は、正しく選べばむしろ食事の満足度を高め、リバウンドを防ぐ効果があります。
今回紹介したおやつ5選は、どれも栄養価が高く、ダイエットの強い味方になってくれるものばかり。ぜひ日々の食生活に取り入れて、無理なく続けられるダイエットを実践してください。
あなたのダイエットが楽しく、健康的なものになりますように!
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