ぷるんと吸いつくような肌は、“食べる習慣”からつくられる🍑
「なんだか肌がゴワつく」「手で触っても、ふっくら感がない」
そんな風に感じるときは、肌の“うるおいと弾力”が不足しているサインかもしれません。
スキンケアだけでは届きにくい、肌の深い層=土台部分にうるおいを満たすには、“食べるケア”がとても大切です。
この記事では、実際に肌をモチモチに感じやすくなる「内側からの食材アプローチ」を管理栄養士の視点でご紹介します。
1|“モチ肌”の3大要素とは?
モチモチ感を生み出すには、肌の「うるおい・弾力・保水バリア」の3つがそろうことが重要です。
この3つは、次のような栄養素や成分によって支えられています。
① コラーゲンを支えるアミノ酸&ビタミンC
- はたらき:肌の弾力やふっくら感のもととなるコラーゲンを体内で再合成する。
- おすすめ食材:牛肉、ツナ缶、鮭、卵、キウイ、パプリカ
- ワンポイント:コラーゲン系の食材は、ビタミンCと一緒にとることで“再合成”がスムーズに。
② セラミドをサポートする食材
- はたらき:角質層のすき間を埋めて、水分を肌に留める「うるおいバリア」成分。
- おすすめ食材:こんにゃく芋、大豆製品、玄米、ひじき、わかめ
- ワンポイント:和食に取り入れやすいので、毎日の味噌汁や副菜でこまめに補給を。
③ オメガ-3脂肪酸(細胞膜をぷるんと)
- はたらき:肌細胞の膜を柔らかく保ち、バリア機能や水分保持力を高める。
- おすすめ食材:サバ、イワシ、えごま油、くるみ、チアシード
- ワンポイント:えごま油は加熱せず、冷奴や納豆、サラダに“ひとまわし”が習慣に◎。
2|実感しやすい!モチモチ肌メニュー例(女性向け)
シーン | 美容メニュー | おすすめポイント |
朝食 | ・豆腐とわかめの味噌汁+納豆ごはん・キウイ or イチゴ | セラミド+植物性たんぱく+ビタミンC |
昼食 | ・牛肉の甘酢焼き+ひじきと枝豆のサラダ・玄米ごはん | コラーゲン材料+鉄+食物繊維 |
おやつ | ・くるみ入りきなこ黒豆+ハーブティー | ポリフェノール+良質脂肪+美容たんぱく |
夕食 | ・鮭の塩焼き+こんにゃくの炒め煮+ブロッコリーのおひたし | セラミド・たんぱく・抗酸化成分で仕上げケア |
3|“食べるだけでは変わらない”…と感じる前に
「モチモチになったかどうか、よくわからない」
そんな声もあります。でも、肌のターンオーバー(約28日〜)をふまえると、最低でも2〜3週間は“続ける”ことが大切です。
また、次のようなプラス習慣で実感しやすくなります👇
- 水分は1日1.5~2Lを目安にこまめに
- 食事に必ずたんぱく源をプラス(卵・豆腐・魚など)
- スキンケアの保湿も「中からの補給」と並行して継続
まとめ
モチモチ肌は、生まれつきだけでなく「育てることもできる肌質」。
スキンケアだけでは補いきれない、細胞の“うるおい力”や“弾力”を食材で支えることで、肌の感触そのものが変わってきます。
まずは1日1品、「モチ肌食材」を食卓に足すことから。
習慣が肌を変えていきます😊
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