キレイと健康の栄養学

高級コスメより効果あり?食事で変わる肌の透明感

キレイと健康の栄養学

「肌、最近明るくなった?」その変化、食べ方がカギです💎

「いろいろなスキンケアを試しているのに、肌がどんよりして見える…」
そんな悩みを感じたことはありませんか?

実は、肌の透明感は“内側からの栄養状態”が深く関係していることがわかっています。
どれだけ高価なコスメを使っても、体の中の代謝や血流が滞っていれば、肌はくすみやすくなってしまうのです。

この記事では、肌本来の明るさと透明感を引き出すための「食事のポイント」を、管理栄養士の視点からわかりやすくお届けします。


1|透明感を損なう3つの“内的要因”

① 血行不良

→ 酸素と栄養が肌細胞に届きにくくなり、顔色がどんよりする

② 酸化ストレス

→ 紫外線やストレスにより細胞がダメージを受け、くすみや色ムラに

③ ターンオーバーの乱れ

→ 古い角質が残ってごわつき、光の反射が乱れて肌が暗く見える


2|透明感を引き出す栄養素と食材

● ビタミンC(美白・抗酸化の王道)

  • 働き:メラニン生成の抑制、コラーゲン合成サポート、抗酸化
  • 食材例:キウイ、赤パプリカ、ブロッコリー、いちご
  • 取り方:毎食ちょっとずつ。加熱せず“生”が効果的

● ビタミンE(血流UP+抗酸化)

  • 働き:毛細血管を広げて血行を促進。肌色を明るく保つ
  • 食材例:アーモンド、アボカド、かぼちゃ、ツナ缶
  • 取り方:油ごと摂るのが吸収のコツ。サラダにナッツをトッピングしても◎

● ポリフェノール(抗酸化の広範囲サポーター)

  • 働き:細胞の老化を防ぎ、透明感とハリをサポート
  • 食材例:ブルーベリー、カカオ70%以上のチョコ、緑茶、赤ワイン
  • 取り方:甘さ控えめで継続しやすいものを選ぶのがポイント

● 鉄・ビタミンB群(血色&代謝サポート)

  • 働き:貧血による青白さや代謝の停滞を防ぎ、肌の明るさを守る
  • 食材例:あさり、小松菜、豚肉、玄米、納豆、レバー
  • 取り方:ビタミンCとセットで吸収UP。朝食に意識してとると◎

3|“光を跳ね返す肌”をつくる1日献立(和食ベース)

食事メニュー例透明感ポイント
雑穀ごはん+納豆+小松菜のお浸し+キウイB群・鉄・ビタミンC
鶏むね肉の塩麹焼き+ブロッコリーサラダ(アーモンドのせ)+玄米タンパク+C+E+抗酸化
おやつカカオチョコ(70%)+ブルーベリーヨーグルト+緑茶ポリフェノール+乳酸菌
あさりとパプリカの酒蒸し+かぼちゃ煮+味噌汁(豆腐・わかめ)鉄・C・E・ミネラル補給

まとめ

透明感は「光を反射する力」とも言われます。
くすみや色ムラを防ぎ、肌の内側から明るく整えるには、血流・抗酸化・代謝のサイクルを食事で整えることがカギ

高級な化粧品も素敵ですが、「栄養が整った肌」は、それ自体が最高のファンデーションになります✨
まずは1日1食、「肌が喜ぶ食材」を足してみましょう。


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