キレイと健康の栄養学

その食べ方、老け見えの原因かも?管理栄養士が教える「老け食」チェックリスト

キレイと健康の栄養学

アンチエイジングは、“食べない選択”から始まる🍔 

肌のくすみ、体のだるさ、疲れやすさ。
それ、もしかすると“老け食”が原因かもしれません。

老け見えを引き起こすのは、加齢だけではなく、日々の食習慣
「良かれと思って続けている食べ方」や「つい選びがちなメニュー」が、実は見た目年齢を大きく左右しているのです。

今回は、管理栄養士の視点から、“老化を加速させる食事の特徴”と、“今すぐ変えたい食習慣”をチェック形式でわかりやすく解説します。


🧪 老け食チェック|あなたはいくつ当てはまる?

以下の項目に当てはまる数が多いほど、「老け食」に近づいているかも。

チェック項目備考
□ 朝は菓子パン・カフェラテだけ血糖値急上昇→糖化リスク
□ コンビニのお弁当や揚げ物が多い酸化脂質・AGEs(終末糖化産物)
□ 夜遅い時間にラーメンやスイーツ脂質×糖質のW老化コンボ
□ 甘いドリンクやジュースを毎日飲む内臓脂肪+糖化促進
□ 食事の色味が茶色・白ばかり抗酸化物質が不足しやすい
□ 水分はコーヒーかアルコールのみ体内が慢性的に脱水気味に
□ よく噛まずに早食いしてしまう消化負担+代謝ダウン

☠ 老け食のリスクとは?

① 糖化(肌の黄ばみ・しわ・たるみ)

  • 血糖値が急上昇すると、体内で「AGEs(終末糖化産物)」が発生
  • コラーゲンやエラスチンを劣化させて、肌の弾力が失われやすくなる

② 酸化(細胞のサビ・くすみ・血行不良)

  • 揚げ物や加工食品に含まれる酸化した油は、細胞を傷つける原因に
  • 血流も悪くなり、顔色がどんより・肌がゴワつきやすくなる

③ 腸内環境の悪化(代謝・免疫・肌荒れ)

  • 老け食にありがちな“繊維不足”は、腸内の悪玉菌が増える原因に
  • 栄養吸収やホルモン分泌のバランスも乱れやすくなる

🔁 老け食→若見え食 に変える3つのルール

1.「白・茶色」→「緑・赤・黄」を足す

  • 例:からあげ定食+ブロッコリーとトマトの副菜を追加
  • 彩りが多い=抗酸化物質&ミネラルが自然に増える

2.「糖×脂のセット」は頻度を減らす

  • 例:ドーナツ、クロワッサン、フライドポテト、菓子パンなどは“週に1回の楽しみ”に
  • 無理にやめず、頻度コントロールから始めるのが長続きのコツ

3.朝と夜に“老けない栄養”を入れる

  • 朝:ビタミンC・B群・水分(例:キウイ+納豆+味噌汁)
  • 夜:抗酸化(例:鮭・かぼちゃ・小松菜)で1日をリセット

まとめ

見た目の若さは、スキンケアやエステだけでなく、毎日の「食べ方」で静かに変化していきます。

「これ、老け食かも?」と気づけたときが変わりどき。
まずは、彩り・よく噛む・糖と油のバランスという小さな選択から、あなたの食卓を“若見え食”へ変えてみてください。


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