基礎代謝のキホン

働く上での豆知識

基礎代謝とは
体をまったく動かさない状態であっても、呼吸や心臓を動かすなど、生命維持に最低限必要な代謝のことを指します。


この基礎代謝は
性別、身長、体重、筋肉量などによっても変わります。

🔹基礎代謝に影響を与えるもの

⭐️体表面積
体表面積が広いと、それに比較して放熱量が多くなるため、年齢、性別、体重が同じである場合、身長が高い人の方が基礎代謝量が大きい。

⭐️年齢
若年者は成長などにより体内代謝が活発なため、体重1kgあたりの基礎代謝は年齢が低いほど大きい。

⭐️性別
一般的に、筋肉などの代謝が活発な組織の量が多い男性の方が、女性よりも基礎代謝量が大きい。

⭐️体格
筋肉質の人は、基礎代謝が大きいため、若干の補正をする必要がある。身長と体重が同じであっても、体脂肪率の高い人に比べ、体脂肪率が低い人のほうが、基礎代謝が大きい。

⭐️体温
体温が高ければ、基礎代謝量が大きい。平熱が低い人よりも高い人の方が、基礎代謝量が大きい。体温を1℃低下すると、基礎代謝量が13%程度減少するとされている。

⭐️ホルモン
甲状腺ホルモン、副腎皮質ホルモンの分泌量が多い人は、体内代謝が活発になるため、木曽田一車両が高い。

⭐️季節
基礎代謝量は、一般的に気温の高い夏に低く、気温の低い冬に高い。

⭐️月経
女性は、エストロゲンなどの女性ホルモンの分泌量に変化があり、基礎代謝量は月経開始2〜3日目に最高に達し、月経中に最低になる。


こららにあるように
基礎代謝量は常に一定ではなく
環境や生活状況によっても変化する
ことが理解できるかと思います。


ちなみに、気温が寒い時に基礎代謝量は上がるとされていますが
あくまでも、寒い環境下で体温を保つ必要がある時。
外は寒くても、お家の中で暖房で温まっている状況では
基礎代謝量は上がる可能性は低いかと思います・・・

コメント