「真の健康」と「内側から綺麗」で健康美を届ける。経験から導いた管理栄養士の道【小谷　友希】

学生時代、軽い気持ちで始めたダイエットが次第にエスカレートし、食べることを避けるようになった結果、身体を壊してしまった経験があります。
当時は「細いことが美しい」と思い込み、華奢でいることこそ可愛いと信じていました。

しかし、ストレス性胃腸炎を半年間で3度も繰り返し、体重は20キロ台にまで落ち込んでしまいました。
そんなとき、ある方から「食べることは生きることだよ」と教えていただき、心からハッとさせられました。

この経験から「本当の美しさとは何だろう？」と考えるようになり、見た目だけでなく、内面からにじみ出る美しさを目指したいと思うようになりました。
そんな中で「インナービューティー」という言葉に出会い、外見も内面も整える仕事に強く惹かれていきました。

栄養の力で、健康と美しさの両方をサポートしたい。その想いが日に日に強まり、国家資格である管理栄養士を目指す決意を固めました。

学生時代の学びを経て、卒業後は管理栄養士としてさまざまな現場を経験してきました。現在までの主な活動は以下の通りです。

・病院の管理栄養士
・インナービューティーサロンでBtoCのカウンセラー（ファスティングカウンセラー兼管理栄養士）
・業務委託先でのクリニックお食事指導
・フリーランスとしてのダイエット指導
・フリーランスとしての健康・食事コーチング
・パーソナルトレーナー

高校時代の経験から、「健康美」や「インナービューティー」について深く考えるようになりました。
理想とする働き方や会社を探しましたが、当時はなかなか見つからず、「それなら自分でやってみよう」と決意したのがはじまりです。

実際に社会に出てみると、管理栄養士としての知識をどう活かせばよいのか分からず、戸惑うこともありました。
健康や美容を伝えたいという想いがある一方で、現場ではダイエットに苦しむ方々を目の当たりにし、心苦しさを感じる日々が続きました。

そんな中、自分自身がコーチングを受け、素敵なコーチとの出会いがありました。
ある日「嫌なことにもチャレンジしてみなさい」と言われ、苦手意識のあったトレーニングに挑戦。
以前ミスコンをきっかけにボディメイクには少し触れていたものの、実はあまり好きではありませんでした。
けれど挑戦してみると、見た目だけでなくメンタル面にも少しずつ変化が現れ、「これこそ私が伝えたい健康美のひとつだ」と感じるようになりました。

また、コーチから「心・身体・精神の三つがバランスよく整ってこそ、本当の健康」と教わり、私自身この考え方を日々の生活に取り入れるようになりました。
その結果、自分自身が大きく変化し、その変化が周りにも良い影響を与えていることを実感。

この経験を通して、より多くの方に「本当の健康」を伝えていきたいという想いが、今の活動へとつながっています。

私は「真の健康」や「健康美」を通じて、内側から輝く美しさを伝えていきたいと考えています。

健康であるからこそ、自分の身体の声に耳を傾け、大切な人を守り、誰かのお役に立つことができる。
そして、愛の循環を生み出し、人生そのものをより豊かにしていける。そんなふうに感じています。

私自身もそのような在り方を目指していますし、今関わってくださっている方々、これから出会う方々にも、健康という土台の上に豊かな人生を築いてほしいと心から願っています。

だからこそ、この「健康の循環」を広げ、心も身体も元気に、人生を楽しむ人をもっともっと増やしていきたい。
その想いを胸に、今の仕事に日々取り組んでいます。

「社会に大きな影響を与えたい」という大それた目標があるわけではありません。
けれど、まずは一人でも多くの方に「真の健康」の大切さを知っていただき、そこから「健康美」の価値も届けていきたいと考えています。

その積み重ねの先に、心から人生を楽しみ、健康で豊かに生きる人が少しずつ増えていく。
そんな社会づくりにつながっていけば、とても嬉しく思います。

人は、ご縁や環境によって大きく変わるものだと私は思います。
新しい場所に飛び込み、さまざまな価値観に触れることで、本当に自分がやりたいことがきっと見えてくるはずです。

私自身もまだまだ模索中であり、自分の想像を超えるようなことに挑戦し続けることを意識しています。

これからも挑戦を続けていきたい！

そして、この記事を読んでくださった皆さんにも、ぜひ一緒にチャレンジしてみてほしいと思っています。
その一歩一歩が、きっと新しい自分をつくる力になると信じています。