キレイと健康の栄養学

お酒は肌に悪い?飲みながらでも美肌をキープする5つのコツ

キレイと健康の栄養学

「お酒が好きだけど、肌荒れが気になる…」
そんな女性、少なくないのではないでしょうか。
実は、お酒は飲み方や組み合わせを間違えると“肌荒れの原因”になりやすい飲み物です。
でも、完全にやめる必要はありません。
この記事では、管理栄養士の視点から、「お酒と肌」の関係と、飲みながらでも美肌をキープするための実践ポイントをお届けします。

アルコールが肌に与える3つの悪影響

❌ 1. 肝臓の負担 → 肌荒れ・くすみ

  • 肝臓は、アルコールだけでなく老廃物や糖の代謝にも関与
  • 飲みすぎは、解毒や代謝機能の低下を招き、肌にダメージが現れやすくなります

❌ 2. 脱水・ビタミン不足 → 乾燥・肌荒れ

  • アルコールには利尿作用があり、飲めば飲むほど体内の水分・電解質が失われる
  • とくにビタミンB群やCが消耗されやすく、肌のターンオーバーにも悪影響

❌ 3. 睡眠の質が低下 → 肌の修復力ダウン

  • 飲酒後は一見よく眠れているようで、実は浅い睡眠が続きやすい
  • 結果的に、成長ホルモンの分泌が減り、肌の再生が遅れる

飲みながらでも美肌を守る5つの工夫

✅ 1. 飲酒量を“週の中で調整”する

  • 肌が弱っているとき・生理前などは控えめに
  • 「飲む日/飲まない日」をメリハリつけて、肝臓を休ませる日をつくる

✅ 2. 一緒に“水”を飲む

  • アルコール1杯に対して水1杯をセットに
  • 脱水とむくみ予防に効果的で、翌日の肌のコンディションが変わる

✅ 3. おつまみは“ビタミン&たんぱく質”重視

おすすめ理由
枝豆・豆腐ビタミンB1+植物性たんぱく質が豊富
サーモン・刺身類良質なたんぱく質+アスタキサンチンなど抗酸化物質
チーズ(少量)ビタミンA・カルシウムが含まれるが、塩分と脂質に注意
ナッツ類ビタミンE・マグネシウムで血行促進+抗酸化

✅ 4. ビタミンB・Cの補給を意識する

  • アルコールは代謝の際にビタミンB群を大量消費
  • 翌朝の肌荒れ予防に、ビタミンB群・Cを含むフルーツやサプリでカバー

✅ 5. “飲み終わった後”のケアが未来の肌を守る

  • 就寝前にコップ1杯の水+軽い保湿スキンケア
  • 酔っていても「そのまま寝る」はNG。肌の回復力が落ちる一因に

まとめ

お酒は、肌にとってリスクのある嗜好品。でも、上手に付き合えば“楽しみながら美肌”は両立できます。


「お酒は肌に悪いからやめる」ではなく、
“美肌のために、どう飲むか”を選ぶ時代です。


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