この記事の見どころ
⭐️食が人を幸せにする」原体験
- 中学時代のボランティア経験が、栄養士を目指すきっかけに。食事がもたらす笑顔の力を実感。
⭐️ キャリアを通じて積み上げた専門性
- 高齢者施設の給食提供から病院での栄養指導、特定保健指導まで、多様な現場での経験を活かして活動。
⭐️ 病気になる前の「予防的な栄養指導」への想い
- 病院での患者さんの声を受け、「病気になる前に正しい食事を知ること」の重要性を痛感し、独自の活動を開始。
⭐️ 献立マイスター®協会の取り組みと社会的な影響
- すべての人に平等な栄養を届けるための教育や仕組みづくりを推進し、医療費削減や幸福度向上を目指す
⭐️ 未来への展望と読者へのメッセージ
- 「健康で幸せに生きるための食べ方」を広めるため、さらなる挑戦を続けていく決意を語る。
Interview
おいしいと健康を叶えた献立講座を展開している、一般社団法人 献立マイスター®協会 代表理事・みいこさんにインタビューしました。

現在の活動について教えてください。

お子様からシニアの方まで、幅広い世代に向けて「おいしく健康的に続けられる」献立をお伝えしています。また、栄養士・管理栄養士の方々には、患者様の行動変容がスムーズに進むよう、実践的で役立つ「使える栄養学」を伝授しています。「食べる」ということに関わるすべての人に、平等に栄養を届けることを目指して活動しています。

現在の活動を始めたきっかけを教えてください。

病院で栄養指導をしていると、患者様から「病気になる前に先生に食べ方を教えてもらいたかったな」と言われることがよくありました。義務教育では基本的な栄養の知識を学ぶ機会はあるものの、「未来を見据えた食べ方」を具体的に学ぶことは少なく、多くの方が病気になって初めてその重要性に気づくのが現実です。
そこで私は、病院の枠を超えて、健康な方や未病の方に向けて「おいしく健康的に続けられる」献立をお伝えすることで、病気を予防しながら「幸せに生きるための食べ方」を伝えたいと考えました。その想いから、一般社団法人 献立マイスター®協会を立ち上げ、活動を続けています。

管理栄養士になろうと思ったきっかけと、これまでの経歴を教えてください。

中学時代、生徒会長を務めていた私は、夏休みに生徒会のメンバーとともに高齢者施設へボランティアに行きました。さまざまな活動をする中で、ご家族が会いに来てくれないと涙を流すおばあさんと出会いました。私はおばあさんに食事を運び、その様子を見守っていました。すると、一口食べるたびに「美味しい!美味しい!」と笑顔があふれ、みるみるうちに表情が明るくなっていったのです。
その瞬間、私は「食事を通じて人を幸せにする仕事がしたい」と強く思い、管理栄養士を目指すことを決意しました。この出来事が、私の管理栄養士としての第一歩となりました。
短期大学を卒業後、中学時代にボランティアで訪れた高齢者施設に給食を提供していた会社に入職しました。大量調理の技術をしっかりと身につけるとともに、料理のスキルも磨いていきました。その後、管理栄養士の資格を取得し、病院に入職。一般病棟・一般外来・入院透析・外来透析の患者さまへの栄養指導に従事しました。29歳で結婚・出産し、長女が1歳の誕生日を迎えたのを機に、特定保健指導員として約10年間勤めました。

事業を通してどのような影響を社会に与えたいと思いますか?

私たちが目指す未来として、生活習慣病を撲滅し医療費削減に貢献すること、幸福度を向上させ犯罪件数の削減に貢献すること、義務教育に「使える栄養学(食べ方)」の授業を導入すること、母子家庭や低所得世帯にも平等に栄養を届ける仕組みをつくること。これらを目標に活動しています。すべての人が健康で幸せに生きられる社会を目指しています。

この記事を通して読者に届けたいことや、今後の展望について教えてください。

私の想いに少しでも共感してくださる方がいらっしゃることが、今後の活動の大きな励みになります。これからも、一人でも多くの方に「健康で幸せに生きるための食べ方」をお伝えできるよう、精一杯取り組んでまいります。
みいこさん、インタビューにお答えいただきありがとうございました!
