インタビューケア九州・沖縄整体

患者さんの居場所になりたくて独立した。理学療法士が”ブライダル×整体×痩身”に行き着くまで【Rehasthe(リハステ)〜凛〜」代表 永村 有沙】

インタビュー

この記事の見どころ

⭐️「患者さんの居場所になりたくて」独立の理由は、治療の打ち切りに傷ついた人たちのため

  • 整形外科での150日打ち切りで「見捨てられた」と感じる患者さんを見てきた。そういう人たちの避難所になりたいという思いが、独立の原点にある。

⭐️ ミスブライダルモデルへの挑戦が、痩身との出会いを生んだ

  • 自分に自信をつけたくて挑戦したブライダルモデルの経験が、痩身サロンとの出会いにつながった。自分が体で経験したことを、今度は誰かのために届けている。

⭐️ 整体×痩身を同日90分で。理学療法士だからできる「骨格から整える痩身」

  • 姿勢の悪さや筋肉の位置が、見た目の太さや痩身効果の出にくさに直結している。整体で骨格を整えてから痩身を行うことで、効果が段違いに変わる。

⭐️ 人生の転機を経て、自宅サロンから一歩踏み出した

  • 人生に大きな変化が訪れたことで、自宅サロンから外に出て自分のサロンを構える決断をした。逆境が行動のきっかけになった経験が、今のお客様への共感力につながっている。

⭐️ 「変わることって楽しい」名刺の裏に書かれた言葉が、活動のすべてを表している

  • ダイエットや体づくりはどうしても苦しい時期がある。でも追い詰めるのではなく、変わっていく過程を楽しんでほしい。その思いが名刺の裏に刻まれている。

Interview

「体重より、見た目と身体のラクさ」熊本市東区を拠点に、ブライダル・整体・痩身専門サロン「Rehasthe(リハステ)〜凛〜」を営む永村 有沙(ながむら ありさ)さん。理学療法士15年目、開業7年目。骨格から整える整体と痩身を掛け合わせた独自のスタイルで、女性専用・完全予約制のサロンを運営しています。自身の経験と患者さんへの思いを原動力に、「変わることって楽しい」を届け続ける永村さんにインタビューしました!

中村

現在どのような活動をされているか教えてください。

永村さん

熊本市東区で、理学療法士としての知識と技術を活かした整体と痩身を掛け合わせたサロンをやっています。整体だけをやっている理学療法士さんは他にも結構いらっしゃいますが、私の場合はそこに痩身を組み合わせているのが特徴で、今はブライダルエステにも力を入れています。

1回の施術は約90分で、整体と痩身を同日に行う形にしています。別日にすると金額的にもお客様の負担が増えてしまうので、まとめてお受けできるようにしました。お客様に喜んでいただけるならそれが一番だと思っています。
女性専用・完全予約制で、熊本市長嶺南にあります。

中村

理学療法士を目指したきっかけと、サロンを開いたきっかけを教えてください。

永村さん

理学療法士を目指したのは、若い頃に体と心の両方がしんどい時期を過ごしたことが大きかったです。その時に「体も心もメンテできる仕事がしたい」「人の心に寄り添える仕事がしたい」という気持ちが芽生えて、心理学も学べる理学療法士という道を選びました。

独立については、正直最初はそんな気持ちは全然なかったんです。整形外科で働いていた時に、保険診療では150日で打ち切りになるケースが多くて、「見捨てられた」と言う患者さんの声を何度も聞いて。そういう方たちの逃げ場というか、避難所になれないかなという思いが出てきて、じゃあ独立してみようかと。最初は整体だけのサロンでしたが、そこに痩身が加わって今の形になっています。
痩身との出会いは10年前に自分がミスブライダルモデルのコンテストに出たことがきっかけです。自分に自信をつけたくて、ウェディングドレスを着たくて挑戦して、体づくりのために週2回痩身サロンに通ったんですね。その時に自分の体で効果を実感した経験が、今お客様に届けられることの土台になっています。

中村

これまでのキャリアを教えてください。

永村さん

 高卒認定を経て理学療法士の養成校に進み、クリニックの整形外科外来で3年、その後老健で3年、最後は整形外科病院で約2年働きました。体を壊してクリニックをやめた時期もありましたが、自分のペースで回復しながらキャリアを重ねてきました。

整体と痩身を別々にやっていた時期もあったのですが、独立されていた先輩に「掛け合わせたら?」と言われて試してみたら、痩身効果がすごく良くなったんですよ。姿勢が悪かったり筋肉の張りで太く見えていた方が、骨格を整えることで見た目が変わる。これが「私にしかできないこと」だと腑に落ちて、今の形になっていきました。
そして、人生に大きな転機が訪れたことをきっかけに、それまでの自宅サロンから一歩踏み出して、今のサロンを構えることになりました。

中村

仕事で大切にしていることを教えてください。

永村さん

出会ってよかった」と思ってもらいたい!これが一番です。
おこがましいと思いつつも、本当にそこだけは大事にしています。

名刺の裏に「変わることって楽しい」と書いてあるくらい、変わっていく過程を楽しんでほしいという思いが根底にあります。ダイエットって、やっぱり苦しい時期がある。でも追い詰めるのではなく、体が整ってきたら気持ちも整ってくる、その彩りある変化を一緒に楽しんでいきたいと思っています。
整体×痩身の組み合わせにこだわっているのも、体の状態が悪いまま痩身をやっても効果が出にくいから。姿勢が悪い、筋肉の位置がずれているというだけで、見た目の印象はかなり変わります。骨格から整えることで、見た目も身体のラクさも変わっていく。それが私にしかできないことだと思っています。

中村

これまでで価値観が大きく変わった経験はありますか?

永村さん

人生の大きな転機になったのは、離婚です。
その時は「なんでこうなってしまったんだろう」という気持ちからスタートして、時間をかけて少しずつ自分に向き合い、反省や気づきが生まれてきました。大事な友達が残ってくれたこともあって、人との関わり方、人間としてのあり方を深く学ばせてもらった経験です。
順風満帆に来ていたら気づかなかったことがたくさんありました。それまでの自宅サロンから外に出て自分のサロンを持つことになったのも、その転機があったからこそ。結果的に、あの経験がなければ今の自分はなかったと思っています。

もう一つは、若い頃に体と心の両方がしんどかった時期の経験です。今も体の不調と付き合いながら仕事をしている部分があるんですが、その経験があるから「何かしら抱えている」お客様の気持ちが、言葉にしてもらわなくてもわかる部分があるんです。
仲良くなったお客様には話すと「そんなふうに見えない」と言っていただくことが多くて。逆に安心してもらえることも多い。つらかった経験が、今の仕事の一番の土台になっています。

中村

活動を通じてどんな影響を与えていきたいですか?

永村さん

今の自分に諦めを持っている人に届けたいです。
体形でいえば「もう痩せないんじゃないか」、体でいえば「この痛みは取れないんじゃないか」、気持ちでいえば「私はずっと不幸なんじゃないか」。そういう諦めを持っている方に、「こんな経験をしたこんな人でもこうやって仕事しているよ」というのを見てもらえたら、少し背中を押せるんじゃないかと思っています。

サロンをやっていると「キラキラしていて自信があって」と思われがちですが、私自身も色々なことを経験してきた一人。だからこそ、フランクに話せる場でありたいし、安心して来てほしいと思っています。

中村

これから挑戦したいことを教えてください。

永村さん

将来的には、結婚前から出産後まで、女性の一大イベントをまるごとサポートできるサロンにしていきたいと思っています。
プロポーズされる前から綺麗になりたいという方、前撮りに向けて体を整えたい方、妊活・妊娠中の体づくり、そして産後のケア。その一連の流れをサポートできる人になりたい。ブライダルエステで終わりじゃなくて、その後の人生にもずっと関われる場所でありたいんです。

先日「プロポーズされる前に綺麗になりたい」と来てくださった方がいて、目標があるからキラキラしているその目を見て、そこから関われる喜びを改めて感じました。そういう方にもっと早くから、もっと長く関わっていきたいという思いが今は一番強いです。

中村

最後に、読者の方へメッセージをお願いします。

永村さん

いろんな職種の方とつながりたいです。管理栄養士さん、看護師さん、理学療法士さん。健康に関わる方たちと交流しながら、一緒にお客様の幸せに関われたらうれしいなと思っています。
そして体や気持ちに「諦め」を感じている方へ。変わることは、怖いことじゃなくて楽しいことです。
気軽に声をかけてください!

永村 有沙さん、インタビューにお答えいただきありがとうございました!
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