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「美容は特別なことじゃない」管理栄養士が辿り着いた、頑張らなくていい小顔とセルフケアの哲学【小顔矯正サロンLily 代表 本城 友里】

インタビュー

この記事の見どころ

⭐️管理栄養士からの転身。たまたま受けた施術が肩こりを解消し、人生の転機に。

  • 管理栄養士として働いたのち、知人の紹介でほぼ偶然に小顔矯正と出会った本城さん。もともと美容にはほぼ興味がなかったのに、一度施術を受けて肩こりが消えたことで「これは人に喜ばれる」と確信。祖母のカフェ跡地という偶然の空きスペースも重なり、気づけば本格開業していた。

⭐️ 超音波でリンパにアプローチ

  • 「美容の前に健康」という一貫した施術哲学。使用するのは痛みのない超音波機器。リンパの流れに深くアプローチすることで、たるみ・むくみだけでなく肩こりや偏頭痛の改善にも喜ばれる。管理栄養士の知識を生かし、内臓の状態が顔のくすみに直結することも熟知している。

⭐️ 高校から始まった胃薬生活

  • 完璧主義が体を蝕んでいた過去とその気づき 進学校でのプレッシャーと自己否定が積み重なり、高校生から社会人を辞めるまで胃薬が手放せなかった。「胃が弱いのが自分のステータス」と思っていたほど。仕事を辞め、環境と人間関係を変えることで自然に不調が消えていった体験が、今の活動の根っこにある。

⭐️ 管理栄養士の知識が「なぜ体がボロボロだったか」を腑に落とさせた。

  • 胃酸を抑える薬を長期服用すると鉄の吸収が妨げられる。栄養学を学んで初めてそのつながりに気づいた。貧血・便秘・肌のくすみ、すべてが繋がっていた。自身の体験が施術の説得力を生んでいる。

⭐️ 久留米に岩盤浴施設を作る夢

  • 「疲れたらここへ」と言える場所を地元に 将来の夢は、岩盤浴を中心にした癒しの施設を久留米の街中につくること。日常のストレスをリセットできる非日常の空間を地元に根ざしたい。温泉・サウナ系の事業者との連携も視野に入れている。

Interview

「美容って、特別なことじゃないんです。食事を気にするくらいの感覚で、当たり前に取り入れられるものになってほしい」。久留米で小顔矯正サロンを営む本城 友里(ほんじょう ゆり)さんは、そう話す。管理栄養士として体の内側を学び、自身の慢性的な肩こりや胃の不調を経験してきたからこそ、「美容の根っこには健康がある」という信念が揺るがない。頑張らなくていい、でも体と心を大切に。そのメッセージが、これまでエステに踏み出せなかった女性たちをサロンへと引き寄せている。本城 友里さんにインタビューしました!

中村

この仕事を始めたきっかけと、開業までの流れを教えてください。

本城さん

メインは小顔矯正のエステサロンを、個人でやっています。
超音波の機械を使って、特にリンパの流れにアプローチしていく施術です。機械にも色々な種類があるんですが、痛くないもので、神経やリンパ、筋肉にアプローチしていくタイプです。

手の届かないところまでリンパにアプローチできるので、翌日以降の体の調子も変わってきます。施術メニューは60分・90分などがあって、長めのコースはたるみに特化した内容になっています。
顔のたるみやむくみはもちろんですが、喜ばれるのが体調が良くなること。肩こりがひどくて疲れ果てていた方が「肩こり良くなりました」と言ってくださったり、偏頭痛がなくなったと言われることもあります。
顔の施術なのに、体全体に影響が出てくるんです。

中村

この仕事を始めたきっかけを教えてください。

本城さん

本当にたまたまなんですよ。もともと管理栄養士をしていたのですが、2年で辞めてちょっとニートの時期があって。
その間に知人が「こんな仕事あるよ」と声をかけてくれたのが最初です。
最初は美容にそんなに興味がなくて、食べることが好きなので栄養とか健康には関心あるけど、マッサージしたりクリームを塗ったりするのはそんなに…という感じでした。
でも慢性的な肩こりはずっと抱えていたので、まず試しに施術を受けてみようって。そしたら肩こりが何よりも良くなって、ビフォーアフターもはっきり変わったんです。「あ、これは人に喜ばれるな」と思いましたね。

最初は週末だけ開業して、残りは別の仕事もするつもりだったんです。でも、たまたま祖母がカフェを経営していた建物が残っていて、母が内装工事を入れてちょうど使える状態になっていた。それで周りから「しっかり開業するよね」という雰囲気になってしまって(笑)。勝手に環境が先に整ってしまいました。

サイトに掲載してみたら、2か月半で70人くらい来てしまって。ちょうどコロナ禍で個人サロンの需要が上がっていた時期でもあって、タイミングが良かったのもあります。嬉しい悲鳴だったんですが、そうなると他の仕事を入れると予約が取れなくなってお客さんに迷惑をかけてしまう。
本当は収入が安定した仕事も持ちたいという気持ちはあったのですが、「もうサロン一本でいってみるか」という感じになりました。運が良かったな!と今でも思います。

中村

これまでの経歴と、管理栄養士の知識が今の仕事にどう活きているか教えてください

本城さん

食や栄養への関心はずっとあって、大学4年間で管理栄養士の資格を取りました。卒業後は管理栄養士として2年間現場で働いて、その後しばらく仕事から離れる時期があって、今の仕事に出会った流れです。

管理栄養士を目指すと決めたきっかけは、ちょっと笑える話なんですが、テレビで「結婚したい資格ランキング」みたいな番組があって、1位に管理栄養士がバーンと出てきたんです(笑)。
もともと食や栄養の世界には興味があったので、「じゃあこれで決まりだ」みたいな感じで進路を決めました。動機はゆるかったですが、結局食が好きだったからこそ続けられたんだと思います。

その知識は今の施術にもすごく生きています。
人体の構造を理解していないと施術って浅くなってしまうので。顔の施術といっても全身の流れが大事だし、内臓の不調が顔に出てくることもよくあるんです。くすみがひどい方やシミが濃くなってきた方は、腸内環境が悪かったりすることが多くて。
そういうつながりが身をもって分かっているのは強みだと思っています。

中村

仕事で大切にしていることや、お客さんとの関わりで心がけていることを教えてください。

本城さん

一番の軸は、美容とか云々抜きに「まず健康になりましょう」ということです。これはずっと一貫して伝えていて、健康からそもそも綺麗になっていく。そして心の健康ですね。

どれだけ美容を頑張ろうとしても、それで疲弊してしまったらすごくもったいない。美意識が上がった段階で、できていない自分が見えてきて、自分を責めてしまうことってあるんですよね。
私自身もそういう経験があったので、事実は事実として受け取りつつ、ストレスをためないように、自分の向き合い方を見直しましょうと声をかけることも多いです。

うちに来てくださる方って、エステ慣れしていない方がすごく多いんです。「勇気を出してきました」という方も多くて、表情が硬い状態でいらっしゃる。そのハードルを下げたいというのはずっと思っていて。
「楽しみに来ました」くらいの感覚でエステに来てほしいし、食事を気にするくらいの感覚で美容もメンテナンスも当たり前にしていける社会になればいいなと思っています。

中村

これまでで大変だった経験や、価値観が変わった出来事を教えてください。

本城さん

体のことでいうと、高校生のころから胃がすごく弱くて。
管理栄養士の仕事を辞めるまでずっと胃薬を飲み続けていました。「胃が弱いのが自分のステータスみたいなもの」と思っていて、そもそも問題だという意識もなかったんです。
振り返れば、完璧主義な部分があって、やらなきゃいけないことに追われていた。誰に言われたわけでもないのに自己否定をし続けていたんですよね。それがずっと胃に出ていたんだと思います。

仕事を辞めて、環境や関わる人たちが変わったことで、気がついたら薬を必要としなくなっていました。前向きな人たちと関わる中で「ここを辞めても大丈夫」という根拠のない自信が生まれて、そこから一度も戻りたいと思うことはなかったです。

後から栄養学の知識として「胃酸を抑える薬を長期で飲むと鉄の吸収が妨げられる」と分かったときに、
自分の体で起きていたことが一気に腑に落ちました。貧血も便秘も肌のくすみも、全部つながっていたんです。「私はそういう体質だったわけじゃなかったんだ」と気づいたときの驚きは今でも覚えています。

中村

活動を通じてどんな影響を与えていきたいですか?

本城さん

自分を責めながら生きている人が、もっと楽になれたらいいなというのが根底にあります
真面目な人ほど楽に生きられる社会になってほしい。これは私の過去の経験から来ている部分が大きいです。

施術を通じてお客さんと話していると、真面目だな、素敵だなと思う方ほど自分を追い込んでいることがあって。
そういうときは見方を少し変えるような声かけをするようにしています。

美容に対する特別意識を薄れさせていきたいという思いもあります。本人が幸せに生きられている状態が、美しい状態だと思っているので。美しい見た目だけがいいとかではなくて、そういう観点で美容や健康に関わる方々と一緒に動いていけたらと思っています。

中村

これから挑戦したいことを教えてください。

本城さん

今の活動とはちょっと離れるんですが、久留米に癒しの施設を作りたいと思っていて。具体的には岩盤浴を中心とした施設です。
久留米の街中に岩盤浴って全然ないんですよ。
お客さんと「岩盤浴行きたいよね」という話をするんですが、車がないと行けないような場所にしかなくて。非日常を体験できて、日常のストレスを一旦全部リセットできる、「疲れたらここへ」と言える場所が地元に欲しいなと思っています。

自分一人でというよりは、店舗運営や施設づくりの経験がある方、温泉やサウナ系の事業者さんなど、思いを共有できる方と一緒にやれたらいいなという気持ちです。
まだ構想の段階ですが、ずっと温めている夢です。

中村

最後に、読者の方へメッセージをお願いします。

本城さん

美容は難しくないし、特別なことでもないということを、大きな声で言いたいです。
美容の根底には健康もあるし、メンタルもある。
本人が幸せに生きられている状態が、美しい状態だと思っています。美容と健康って本来ひとつのもので、一緒に動いていける方はどんどん繋がっていきたいです。

そして、エステや美容にハードルを感じている方へ。
「楽しみに来ました」くらいの気持ちで来ていただけたら嬉しいです。特別な準備も、意識の高さも必要ない。頑張らなくても、顔も心も軽くなる時間をお届けしたいと思っています。

本城 友里さん、インタビューにお答えいただきありがとうございました!
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