インタビューケアセラピー関西

自己肯定感を見た目から上げたい。80kgの過去を持つ薬剤師が届けたいもの【薬剤師・ウェルネスコーチ・coto株式会社 代表取締役 大橋 かおり】

インタビュー

この記事の見どころ

⭐️中二から高一まで80kgあった。自己肯定感が育たなかった原体験

  • 太っていたことで自己肯定感がずっと低かった。わざと成績を下げて目立たないようにしていたこともあったという。その経験が「女性の自己肯定感を見た目から上げたい」という活動の核心につながっている。

⭐️ 漫画家になりたかったのに、おばあちゃんの言葉で薬剤師へ

  • 本当はなりたかった道を諦め、周りから勧められた薬剤師を「人の夢を自分の夢として追いかけた」と表現する。自分の意見を持てなかった過去と、35歳での起業という転換点の話。

⭐️ 3人目の育休中にコロナ禍でYouTubeを初めて見た。ロジカルな解説に「分かる」と感じた瞬間

  • ジムにも行けない中、ゴリゴリのボディビルダーのYouTubeをたまたま見て、薬剤師だからこそ内容が腑に落ちた。サプリを入れたら止まっていた体重が落ち始め、「ふわっと光が見えた」という転機の話。後から分子栄養学という名前を知ったのは半年後のことだった。

⭐️ 「カロリーを入れない・消費する」の二択ではない、三つ目の方法

  • 食べないかジムに行くかという発想から、体の内側の代謝を回すという視点へ。薬剤師だからこそ成分レベルで選べるサプリの知識が、他との差別化につながっている。

⭐️ 気づいたら健康でした。ダイエットを入り口に、本当の健康へ誘導する戦略

  • 健康と言っても誰も動かない。だからダイエットという入り口を選んだ。見た目への自信が自己肯定感を底上げし、選択の自由を広げていくという、かおりさんの哲学の全貌。

Interview

「気づいたら健康でしたねという形に持っていきたい」。薬剤師として、ウェルネスコーチとして活動する大橋かおり(おおはしかおり)さんにインタビューしました。中二から高一まで80kgあった過去を持ち、3人の子を育てながら35歳で起業。ダイエットを入り口に、女性の自己肯定感を見た目から上げることを使命に活動しています。

中村

現在の活動について教えてください

大橋さん

ダイエットを入り口に、女性のサポート事業をしています。
私がもともと80キロだったデブっていうのがあって、自己肯定感がすごく低かった。ずっとデブだったのでずっと低いままだったので、女性の自己肯定感を見た目から上げたいというところで活動しています。

具体的には、体の内側の代謝を回すことにフォーカスしたダイエットサポートをしています。食べないかジムで消費するかという二択に走りがちですが、中の代謝を回すという三つ目の方法があってもいいんじゃないかという考え方です。薬剤師なので、医薬品の成分量や活性型の知識をもとにサプリを選ぶ基準を明確に持っています。ラベルや商品名ではなく、成分レベルで判断できることが強みです。

また、ダイエットコーチの養成講座や腸内フローラ解析もおこなっています。coto株式会社の代表取締役として、芸能人・モデル・スポーツ選手などへのサポート実績もあります。

中村

現在の活動を始めたきっかけを教えてください。

大橋さん

3人目の育休中にコロナが流行って、どこにも行けないし、親に子どもを預けてジムに行くこともできない状況になって。
そのときに初めてYouTubeを見たんですよ。ゴリゴリのボディビルダーみたいなトレーナーさんがダイエットについてロジカルに語っていて、薬剤師なので内容がわかったんです。ATPがADPになる瞬間に必要な栄養素はどうのこうのという、エネルギー代謝の仕組みの話を聞いて「あ、分かる」と思って。

その方法で分子栄養学を取り入れてやってみると体重がすぐ落ちて。サプリも入れたら止まっていた体重が一気に落ちた。
自分が貧血だったことにもそこで気づきました。育休中にまだ言語化もできていなかったけど、「こういうことやりたい気がする」という光が見えて。起業している姉に話したら「それってウェルネスコーチって言うよ」と言ってもらって、そこから動き出しました。

中村

薬剤師を目指したきっかけと、これまでの経歴を教えてください。

大橋さん

実は中一ぐらいから薬剤師って言っていて、別になりたかったわけじゃないんですけど、親が勧めてくれて。
辿るとおばあちゃんが「手に職をつけられる仕事、女性の薬剤師はいいよ」と言っていたのが母を経由して私に伝わってきた感じです。私はあまり自分の意見を持たない子だったので、言われたことをやるというタイプで。

本当は漫画家になりたかったんですけど、絵を描くのは好きだったけど現実的に難しいかなと思って。人の夢を自分の夢として追いかけたぐらいです。
大学を卒業して薬局に勤めて。起業したのは35歳のときで、それまでは超安定志向でした。結婚して不妊治療から始まり、子どもを3人産んで、3人目の育休中にコロナが流行ったというタイミングです。

中村

活動を通じて大切にされていることを教えてください。

大橋さん

女性の自己肯定感を見た目から上げたいというのが一番です。
京都出身で、身内を下げて相手を立てる文化の中で育ったこともあって、自己肯定感が全く育たなかった。わざと成績を下げて目立たないようにしていたこともありました。

見た目に自信があったら、もっと自信を持って行動できる。そこから選択の自由も広がっていく。好きな服を着たいとか、働き方の選択肢も増えてくると思っています。健康って言っても誰も来ないので、みんなが興味のあるダイエットを入り口にして、気づいたら健康でしたという形に持っていきたいというのが私の考え方です。
サプリに関しては、お客様の状況に合わせて最適なものを選べるよう、特定の商品に縛られないスタンスを大切にしています。速さならAmazonで、信頼なら医師監修のものもあるよという感じで、お客様が自分で選べるようにしています。信頼を軸に、自分で選べる環境をつくることを大事にしています。

中村

これまでに乗り越えてきたことを教えてください。

大橋さん

起業して5年ほど経ち、今は一度立ち止まって自分の活動を深める時期に入っています。いろんなことに興味があって可能性が広がりすぎているので、今年は内省の年にしようと決めました。

やりたいことの核は変わっていなくて、それをどう届けるかの仕組みをちゃんと整えていきたいと思っています。積み上げてきたものがあるからこそ、次のステージに向けてしっかり整理していきたいという気持ちです。

中村

活動を通じてどんな影響を広げていきたいですか?また、これから挑戦したいことを教えてください。

大橋さん

 志としては、「働き方に自由を」というのが強くあります。
医療・健康分野で活動される方は志が高い方が多い一方、営業や発信が苦手で奉仕の心だけでやってしまいがちな方も多いと感じています。そういった方たちに、フリーランスや副業という形で自由に時間を使えて、好きなことで携わっていけるということをもっと知ってほしいと思っています。

今後の挑戦としては、タロットや数秘術とマーケティングを掛け合わせた講座をずっとやりたいと思っていて、そろそろ形にしたいと思っているところです。ダイエットコーチの養成講座や腸内フローラ解析ができる人を育てることで、サポートできる人数を増やしていくということも続けていきます。

中村

最後に、読者の方へメッセージをお願いします。

大橋さん

 私自身、コロナ禍の育休中に言語化もできないまま動き出して、気づいたら今があります。
完璧に準備が整ってからじゃなくていい。ふわっとでも「こういうことやりたい気がする」という感覚があるなら、まずは誰かに話してみてほしいです。好きで選んでやっていることの負担は、好きなストレスです。そういう働き方が、もっと広がってほしいと思っています。

大橋 かおりさん、インタビューにお答えいただきありがとうございました!
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