インタビュートレーナー九州・沖縄運動

脳から痛みにアプローチする。鍼灸師×スポーツトレーナーが融合した、No pain lifeへの道【岡 雅人】

インタビュー

この記事の見どころ

⭐️「治療した時はいいけど、また戻ってくる」。医療現場で何千人も見てきたジレンマが転機に

  • 鍼灸師として医療機関で17年・延べ9万人に施術してきた中で感じ続けたこと。治療だけでは体は根本から変わらない。そのジレンマがパーソナルトレーナーへの転身を後押しした。

⭐️ プロ野球チームのインターンで「岡しかだめ」と言われた専門学校生

  • 2人選抜の予定だったプロチームへのインターンで、チームトレーナーに「連れて行くなら岡だけ、でなければこの話は無しに」と言い切られた。内向的だった学生が、貪欲に情報を集め続けたことで評価された経緯。

⭐️ 高校生のトレーニングが自信を変えた。「人は変われる」の原体験

  • もともと内向的で自信のなかった岡さんが、高校2年後半からトレーニングに打ち込むことで体が変わり、少しずつ自信を持てるようになった。「やりたいと思った瞬間から人は変われる」という信念は自身の経験から来ている。

⭐️  関わらなくていい状態にするのがゴール。3〜6ヶ月で「卒業」させるサポートの哲学

  • トレーナーとして関われる時間より、関われない時間の方が長い。だからこそ、セルフケアを自分でできる状態にして「卒業」してもらうことを大切にしている。

⭐️ 3年以内に大学の野球部へ。内側からチームを日本一にしてプロ選手を輩出する夢

  • 事業の話でなく個人の夢として、福岡の大学野球部に学生コーチのような形で入り、内側からチームを強くしてプロ野球選手を送り出したいという構想。

Interview

「治療だけでは体は変えられない」福岡天神を拠点にパーソナルトレーナーとして活動する岡 雅人(おか まさと)さんは、そう話す。鍼灸師として医療機関で17年・延べ9万人に携わってきた経験から、治療を繰り返しても再発する現実を目の当たりにし、「運動で体を根本から変える」というトレーナーの原点に立ち返った。高校時代は内向的で自信がなく、トレーニングで自分を変えた経験を持つ。「やりたいと思った瞬間から人は変われる」。その言葉を自分自身で証明してきた岡さんにインタビューしました!

中村

現在の活動内容と、サポートのスタイルを教えてください。

岡さん

福岡市中央区天神を拠点に、パーソナルトレーナーとして活動しています。対象は一般の成人の方から、高校生・大学生のアスリートまで幅広く見ています。一般の方の場合はメインが体の不調の改善で、痛みや姿勢、凝り感などをトレーニングで変えていくことをしています。使うのはほぼ自重です。特徴的なのが、脳神経学をベースにトレーニングを組み立てていることで、脳の機能を改善していくためのエクササイズをトレーニングの中に組み込んでいます。

関わっていただく方には、最終的に僕から卒業していただくというのが大前提です。私が関われる時間よりも、お客さんが一人でいる時間の方がずっと長い。だから、関わっていない時間に自分でセルフケアができるようにすることを大事にしています。卒業までの期間はお悩みの深さにもよりますが、短ければ3ヶ月、半年くらいを目安にしています。

中村

パーソナルトレーナーとしての活動を始めたきっかけを教えてください。

岡さん

もともとスポーツトレーナーの専門学校に行って、最初はパフォーマンスアップを支えるトレーナーになりたかったんですが、専門学校在学中にプロチームへのインターンに行く機会があって。そこで現場のトレーナーさんや選手に「プロの道に行くためには何が必要ですか?」と聞いたら、みんな異口同音に「鍼灸がいい」と言うんですよ。

じゃあ鍼灸の資格を取ってスキルを磨けば、プロの現場に携われるかもしれないと思って、鍼灸の専門学校に進みました。鍼灸師として医療機関で働くようになって、一般の方の不調改善に関わっていくうちに、「治療だけでは体は変えられない」というジレンマを強く感じるようになったんです。

治療した直後は良くなるんですが、一週間後、一ヶ月後に痛みが戻ってくる。再発を何十人、何百人、何千人と見てきて、これを整骨院での治療だけで続けていても限界があると感じました。そこでトレーナーとしての原点に立ち返って、運動で体を改善させていくという道に戻って、去年からパーソナルトレーナーとして活動を始めました。

中村

これまでのキャリアを教えてください。

岡さん

高校まで野球をやっていて、高校卒業後にスポーツトレーナーの専門学校に進みました。2年間、ストレングス&コンディショニングをメインに学びました。
在学中にプロ野球チームのキャンプに春と秋、2ヶ月ずつのインターンに行かせてもらえる機会があって。もともと内向的な性格で人と関わるのが得意ではなかったんですが、在学中から色々な場所に足を運んで、自分から情報を取りに行くことをしていたんです。それがインターンでも活きて、選手やトレーナーさんとのコミュニケーションで評価していただけました。

本来は2人選抜の予定だったんですが、現場のトレーナーさんから「連れて行くなら岡だけ、でなければこの話は無しにします」と言っていただいて。そこから鍼灸の専門学校に進み、働きながら夜間部に3年間通って資格を取得しました。その後17年間、医療機関で鍼灸師として延べ9万人以上に施術してきました。

中村

仕事を通じて大切にしていることを教えてください。

岡さん

 「関わった方には僕から卒業してもらう」ということが一番です。セルフケアで自分の体を管理できるようになること。それが本当の意味で体が変わったということだと思っています。

もう一つ大切にしているのが、「人は誰でも変われる」という信念です。自分が変われると思った瞬間から、変われると思っています。これは自分自身の経験から来ていて、高校生の頃にトレーニングを通じて体が変わり、自信が持てるようになった経験が原点にあります。

中村

これまでで価値観が変わった経験はありますか?

岡さん

もともと内向的で、自分に自信がなかったのは事実です。それが変わったのは、高校2年後半からトレーニングを真剣にやり始めたことがきっかけでした。やればやっただけ成果が出る。体が変わって、パフォーマンスが変わって、少しずつ自信が持てるようになっていきました。あの経験があったから、今「人は変われる」と心から言えると思っています。

中村

活動を通じてどんな影響を与えていきたいか、これからの展望も教えてください。

岡さん

 「ずっとこの痛みと付き合っていかなきゃいけない」「もう治らないんじゃないか」と思っている方に届いてほしいです。慢性的な痛みを抱える方のお悩みを改善させるのが自分の強みだと自負しているので、そういった方に一歩踏み出していただいて、関わる機会があるなら全力でサポートしたいと思っています。

体の痛みだけじゃなくて、「やりたいけど自分にできるかな」と自信が持てない方にも伝えたいです。やりたいと思った時点で、できるものだと思っています。向上心があって、好奇心がある方と一緒に動いていけたら嬉しいです。
展望としては、事業の話というよりも個人的な夢なんですが、3年以内に大学に入りたいと思っています。学びが目的というより、その大学の野球部に入って、チームを日本一にすること、そしてプロ野球選手を輩出することをやっていきたい。外部からトレーナーとして関わるのではなく、学生コーチのような形で内側から関わって、チームを活性化させていけたらと思っています。福岡の大学でピックアップしているところがあって、具体的に計画を立てているところです。

中村

最後に、読者の方へメッセージをお願いします。影響を与えていきたいか、これからの展望も教えてください。

岡さん

 慢性的な痛みを抱えて「もう治らないかも」と思っている方に伝えたいです。人は誰でも変われます。変わろうと思った瞬間から変われると、本当にそう思っています。私自身も内向的で自信のなかった高校生が、トレーニングを通じて変わることができました。
やりたいことがあるけれど自信がない、一歩が踏み出せないという方も、やりたいと思っている時点で、もうできるものだと思っています。ぜひ勇気を出して一歩踏み出してみてください。そしてもし関わる機会があれば、全力でサポートします。
また、向上心があって好奇心がある方、異なる分野で活動している方とも交流できたら嬉しいです。お互いの情報を共有することで、相乗効果でより良いサービスが生まれると思っています。

岡 雅人さん、インタビューにお答えいただきありがとうございました!
, , ,
スポンサーリンク