この記事の見どころ
⭐️理学療法士・ヨガ・NLPを掛け合わせた伴走型コーチング
- 理学療法士、ヨガインストラクター、NLPメンタルトレーナーという3つの経験を掛け合わせ、頑張っているのに変われない人に向けたコーチングセッションを行う高橋さん。無意識のレベルにアプローチし、その人に合わせた日常のセルフケアまで一緒に考えていく伴走型のサポートが特徴だ。
⭐️「なる前」の人を支えたい──現場で気づいた本当の課題
- 理学療法士として10年以上、怪我や病気を抱えた人と向き合う中で、その多くが日々の思考や生活習慣の積み重ねの結果だと気づいた高橋さん。なってしまった人を支えるだけでなく、なる前の人を1人でも減らしたいという想いが今の活動につながっている。
⭐️体育教師を目指した高校生が、理学療法士に方向転換した理由
- もともとは体育教師を目指しソフトテニス部で汗を流していた高橋さん。高校時代の怪我と入院がきっかけで、理学療法士という仕事に出会うことになる。
⭐️出産と子育てが教えてくれた「守るための自由」
- 子育てを経験する中で、自分のためだけの自由から、大切な存在を守るための自由へと意識が変化したという高橋さん。その変化が今の活動を支える強さにもなっている。
⭐️「今からでも書き換えられる」というメッセージ
- 何歳からでも、今この瞬間から人生は書き換えられる。そう語る高橋さんが届けたい、頑張っているのにすっきり抜けられない人へのメッセージとは。
Interview
「心も、身体も、思考も、軽やかに。今日よりもっと、ご機嫌な私へ。」そう語るのはLIFE Re:Design 代表の高橋実花(たかはしみか)さんです。理学療法士・ヨガインストラクター・NLPメンタルトレーナーという3つの経験を掛け合わせ、頑張っているのに変われない人に向けたコーチングセッションを行っています。理学療法士としての現場経験から生まれた「なる前」の人を支えたいという想いと、今後の展望についてインタビューしました!

理学療法士・ヨガインストラクター・NLPメンタルトレーナーとしての経験を掛け合わせ、現在はどのような方に、どんな形で伴走されているのでしょうか?

理学療法士とヨガインストラクター、そしてNLPのメンタルトレーナーとしての経験を全て掛け合わせて、頑張っているのに変われない人向けのコーチングセッションをしています。期間は3ヶ月で、個別のZoomを中心に、その方が持っている価値観や生きてきた背景を深く聞きながら、自分では気づいていない無意識の部分にアプローチしていきます。落ち込みやすい方がリカバリーできるような方法など、その人に合わせた形で日常のセルフケアもお伝えしながら、一緒に走っていくように伴走するサポートをしています。
女性の方が多いですが、男女は限定していません。仕事も大事にしたいし、自分の生活も大事にしたいという方が多く、月の中でも体調の波に振り回されず、心地よく穏やかに過ごせる方法を求めて相談に来られる方が多いですね。

理学療法士として現場に立つ中で、「なってしまった後」だけでなく「なる前」の人を支えたいという思いが生まれたのですね。今の個別セッションに至るまでの経緯を教えてください。

理学療法士として、怪我や病気の方を見るのが仕事なのですが、医療現場で目の前にする患者さんや利用者さんの多くが「こんなはずじゃなかった」と口を揃えて言うんです。お話を聞いていると、そういう思考の習慣や生活習慣の積み重ねの結果が、怪我や病気につながっているんだなという気づきがありました。10年以上やってきて、そうなってしまった方々を支える仕事ももちろん大事なのですが、なる前の方たちを1人でも減らしたいという想いが、今の活動に結びついています。
理学療法士、ヨガインストラクター、NLPメンタルトレーナーという経験は、これまで点と点でそれぞれ別々にやってきたものだったのですが、これを一つにまとめて活動した方が目の前の人のためになると気づいたのが今年に入ってからで、コースとして個別セッションに踏み切ったのはまだ半年ほどです。

もともとは体育の先生を目指されていた高橋さんが、理学療法士を選び、ヨガとも出会うまでにはどんな転機がありましたか?

元々は体育の先生になりたくて、体育大学を目指すような形で部活を頑張っていました。ソフトテニスを中学・高校とやっていたのですが、中学の終わりごろに腰を怪我して歩けなくなり、15歳の時に手術をすることになったんです。その入院先でリハビリを担当してくれた理学療法士の先生がとてもかっこよくて。退院する時に「あなたのおかげで歩けるようになったよ」とありがとうと言われている会話を聞いて、こんなかっこいい人たちと出会えて、ありがとうと言われる仕事、人と関わる仕事がしたいと思うようになりました。それで高校2年生の時に、理学療法士を目指す方向に切り替えました。
とはいえ、実際に学校に入ってからはギャップだらけでした。想像していた以上に勉強が難しく、死ぬほど勉強したという言葉が合うくらい教科書と向き合う日々で。現場に出てからも、自分にできることの少なさを感じてしまって、目の前の患者さんの希望を本当に叶えてあげられているのだろうかと悩んだ時期もありました。いわば2度目の挫折です。そうして心が疲れていく中で出会ったのがヨガでした。もっと自分自身を強くしなければと思うと同時に、自分で自分を整えられる人をもっと増やしたいという想いが芽生えたのが、今から10年ほど前のことです。
その後、25歳頃に結婚し、30歳手前で出産。20代は「こうしたい、ああしたい」と思いながらも仕事だけではない生活も経験し、今、10年かけて温めてきたものをようやく形にしようとしているところです。

クライアントと向き合う時、価値観や人生の背景を大切にされているそうですね。高橋さんが仕事で大切にしていることと、子育てを通じて変わった価値観を教えてください。

絶対に心がけているのは、否定しないことです。悩んだり、病気をしたりするのは、その人が抱えてきた何かが原因でそういう結果になっているのだと思うので、その方の価値観や思いを尊重するようにしています。生きているだけで頑張っているわけですから、どんな方でも、ご縁があってお話しする時は、その人がそれぞれ素晴らしい人生観を持っているはずだと思うようにしています。
理学療法士の仕事もそうですが、危険なことをしないのは大事な前提としても、正解があるようでないのが人と向き合う仕事です。数学のように公式があるわけではないので、その人に合わせて、価値観やどういう思いで生きてきたのかを聞かせていただくようにしています。
出産と子育てを経験してからは、価値観が大きく変わりました。それまでは自分を満たすためだけの自由を目指していたのですが、自分以外の存在を育てることの愛おしさと同時に、大切なものを守るための自由という感覚が生まれて、視界が広がった感じがしています。メンタルの学びを続けてきたこともあり、以前より落ち込みにくく、ぶれなくなったと感じています。

理学療法士としてのギャップや、独立へ踏み出せなかった時期もあったそうですね。そこからどう変わり、現在どんな課題に取り組んでいらっしゃいますか?

先ほどお話しした通り、理学療法士になってからのギャップや、現場で自分にできることの少なさに悩んだ時期が、これまでで大きな葛藤でした。10年前、勇気が出せずに独立に踏み切れなかった時期もあったのですが、子育てを経験したり、メンタルの学びを続けたりする中で、少しずつ強くなっていった感覚があります。
今の課題は、集客の部分ですね。企業向けの学びも進めているのですが、一緒に協業していけるビジネスパートナーや、集客の窓口になってくれるような方とつながっていけたらと考えています。

どのような悩みや転機を抱えた方が、高橋さんに相談されることが多いのでしょうか?

仕事も自分の生活も大事にしたい女性が多いですが、婚活に悩んでいる方や、同じようなタイプの人を好きになって同じことで傷ついてしまう方のご相談もよくいただきます。ご自身も医療系での結婚や人生の転機を経験しているので、これから開業を考えている医療系の方には自分の経験を全てお伝えできますし、大きな転機を経験して、これからどうなっていくのか見えずに不安を感じている方のお話も伺うことができます。私自身は、あの時の決断をして良かったと思っているので、真っ暗なだけではないというお話や、転機のあとも自分の思った通りに生きていけるように目標を設定していくお手伝いもしています。

個人セッションを続けながら、今後は企業への支援も見据えていらっしゃるのですね。これからどのように活動を広げたいと考えていますか?

直近では、個人セッションを継続して受けてくださる方を、毎月1人ずつでも増やしていきたいと思っています。ゆくゆくは、理学療法士としての経験を一つの強みとして、企業に入っていけるような形にしたいと考えていて。未病予防や健康経営の一環として、経営者やその会社の従業員の方々の健康管理に、私の活動を役立ててもらえたらいいなと思っています。経営者の方のパーソナルトレーナーのような形で関わっていけたら嬉しいですね。

最後に、「なんで私っていつもこうなるんだろう」と感じている読者へ、伝えたいことをお願いします。

「なんで私っていつもこうなるんだろう」と感じる場面がある方は、意外と行動にばかりフォーカスして、「自分がダメだからこの方法を変えてみよう」というように、無意識のうちに自分にダメ出しをしてしまっていることが多いと思います。これは誰もが持っている無意識の癖なので、自分1人で変えようと思ってもなかなか変えられないんです。
自分の思考の習慣、これまで生きてきた中でできあがった習慣を知った上で、一緒に整えていく。そうやって「なんでいつも私はこうなんだろう」ではなく、「なんだかいつもいい感じ♪⾃分でいてよかった♪」と思える日を、一緒に手に入れていけたら嬉しいです。人生は何歳からでも、今ここから変わろうと思えば書き換えられます。いろんな方法で頑張っているのに、すっきり抜けられない、やりきれないという方は、ぜひ一度お話しできたら嬉しいです。
高橋実花さん、インタビューいただきありがとうございました。
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