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スーパーで「タコに呼ばれる」——薬膳は自分の体との答え合わせ

インタビュー

この記事の見どころ

⭐️「答えは自分の体の中にある」——薬膳は”答え合わせ”という発想

  • スーパーで食材に呼ばれる感覚があるという仙石さん。タコが食べたくなるのは薬膳的にタコが血を作る食材だから、というように、体の欲求を先に感じてから薬膳の知識で答え合わせをする。知識を先に持つのではなく、自分の感覚を信じることを大切にしている。

⭐️呼吸フェチが辿り着いた、人生の質を変える呼吸法

  • ヨガよりもハマったのは呼吸法だったという仙石さん。吸うことは意識しやすいが、吐くことを意識できている人は少ない。しっかり吐き切ることで、自然と深い呼吸ができるようになる。

⭐️片耳の聴覚を失った経験から、体と心を労わる大切さを伝える

  • 出産後に体調を崩し、聴神経の腫瘍が見つかったことで片耳の聴力を失った仙石さん。当初は原因も分からず不安な時期を過ごしたが、ヨガで培った「不安定な中で自分の軸を保つ」感覚に支えられてきたという。

⭐️「医者に頼りすぎるな」——自分の感覚を研ぎ澄ませてほしいという想い

  • もちろん医療の助けは必要だと前置きしつつ、普段から自分の感覚を意識すれば、多くのことは自分でも気づけると仙石さんは考えている。直感や「なんとなく」という感覚を、もっと信じてほしいというメッセージ。

⭐️「何者でもない自分になる」——薬膳、呼吸法、コーチングをまたぐ多面的な活動

  • 薬膳&薬膳茶、呼吸法ヨガ、マインドフルネス瞑想、願望実現コーチ、数秘カウンセリングと、幅広い肩書きを持つ仙石さん。すべてに共通するのは、目の前の人の悩みを解決したいという想いだ。

Interview

「答えは、全部自分の体の中にあるんですよね」——そう語るのは、薬膳とヨガをベースにした「ボディヒアリング」を届ける仙石圭子さんです。24年以上にわたり世界20か国以上の駐在員に日本語を教えてきた日本語教師でもあり、薬膳&薬膳茶スペシャリスト、呼吸法ヨガインストラクター、願望実現コーチなど、多面的な顔を持っています。片耳の聴覚を失った経験から、体と心を労わることの大切さを伝えている仙石さんに、その活動の背景と想いをインタビューしました!

中村

日本語教師としての活動と「ボディヒアリング」を中心に、現在はどのようなことを届けていらっしゃるんですか?

仙石圭子さん

メインは日本語教師で、世界20か国以上のエリートの駐在員の方に、もう24年以上日本語を教えています。それと並行して、薬膳&薬膳茶スペシャリスト、呼吸法ヨガインストラクター、マインドフルネス呼吸瞑想講師、願望実現コーチ、数秘カウンセラーとして、「ボディヒアリング」という独自のメソッドを届けています。

体の声に耳を澄ませることを大切にしていて、呼吸法ヨガやマインドフルネス瞑想、その方の体質に合わせた薬膳茶のブレンドや薬膳キット、願望実現コーチング、数秘カウンセリングなど、色々な角度からその方に合ったお悩み解決をしています。基本的には、その人に合わせてオーダーメイドで組み立てていくスタイルです。

中村

趣味だった薬膳やヨガを、仕事として届けるようになったきっかけを聞かせてください。

仙石圭子さん

元々薬膳とヨガは趣味として習っていたんです。コロナ禍で外国人の生徒さんが来られなくなってしまって、シングルで子供2人を育てていたので、何かやらなきゃと思って、それをマネタイズしようと思ったのがきっかけです。

その時に作ったのが「ボディヒアリング」という講座で、体の声に耳を澄ませるという内容です。私にとってはすごく当たり前の感覚だったので、講座にするまで気づかなかったんですけど、答えは自分の体の中にあるっていうことなんですよね。私、よくスーパーに行くと食材に呼ばれるんです(笑)。それをそのまま伝えても「へえ」で終わってしまうので、分かりやすいように薬膳という形にしたという感じです。

中村

体を動かすことが好きだった仙石さんが、今の活動にたどり着くまでの歩みを聞かせてください。

仙石圭子さん

元々体を動かすのがすごく好きで、子供の頃はミニバスやバドミントンをやって、大学はアメリカに留学していたんですけど、そこでもバスケをしたり、登山を勧められて山岳会に入ってクライミングにハマったりしていました。

その後子供ができて、そういう時間が取れなくなったら、どんどん不調が出てきて疲れやすくなってしまって。そんな時に、日本語教師の同僚がヨガに出会って教えるようになったのがきっかけで、子供連れでプライベートレッスンを受け始めたのがヨガとの出会いです。

そこでハマったのは、実はヨガのポーズよりも呼吸法でした。呼吸で人生の質が変えられると思っていて、いわゆる呼吸フェチなんです(笑)。ただ、呼吸法だけをやりたいと言っても人が集まらないので、ヨガのポーズを使いながら呼吸に意識を向けてもらって、それを日常生活でも意識してもらいたいという想いでやっています。

中村

活動を通じて、仙石さんが最も大切にしている考え方は何ですか?

仙石圭子さん

一番大切にしているのは、自分の感覚を信じるということです。薬膳は私にとって「答え合わせ」なんです。例えばタコが食べたくなった時、薬膳的にはタコが血を作ってくれる食材だから、あ、今血が足りていないんだなって気づく。知識として先に持っておいてほしいわけじゃなくて、まず自分の感覚があって、それを後から答え合わせしてもらう感じですね。

西洋医学の基準も、結局は誰かの平均を取っているだけで、私の基準は私の体が決めるものだと思っています。もちろん助けが必要な時は病院にも頼りますが、普段から自分の感覚をもっと研ぎ澄ませば、分かることってたくさんあると思うんです。だから「医者に頼りすぎてサボるな」って、よく言っています(笑)。

伝える上で大切にしているのは、結局は私自身がオリジナリティだということです。同じ内容を伝えても、伝える人が変われば伝わり方は変わる。だから意識してオリジナリティを出そうとするよりも、無意識に出てくるものを大事にしたいと思っています。

中村

片耳の聴力を失ったご経験も含め、これまで向き合ってきた大きな出来事を聞かせてください。

仙石圭子さん

出産後から少しずつ体調を崩すようになって、片方の耳が聞こえにくくなった時期がありました。最初は病院に行ってもビタミン剤を出されるくらいで、原因がはっきり分からないまま半年ぐらい経ってしまって。ある日、電話の音が片耳で全く聞こえないことに気づいて、初めてこれはただ事じゃないなと思ったんです。

その後めまいや耳鳴りも出てきたんですけど、実はヨガをやっていたおかげで、不安定な中で自分の軸を保つという感覚に助けられて、なんとか乗り越えられていました。大学病院で検査したら、聴神経に腫瘍が見つかって。命に関わるようなものではなかったんですけど、大きくなると神経を圧迫するリスクがあるということで手術を受けて、結果的に片耳の聴力を完全に失うことになりました。

聴力を失った直後はバランス感覚がすごく崩れて大変だったんですけど、ヨガを続けているうちに、むしろ以前よりバランス感覚が良くなったねと言われるまでになったんです。この経験があったから、自分の身体と心を労わることの大切さを、より強く伝えたいと思うようになりました。

中村

ご自身の経験を通して、これからどんな人にどんな影響を届けていきたいですか?

仙石圭子さん

自分が経験してきたことを通して、同じように悩んでいる人が、そうならないように予防できたらいいなという想いがあります。健康のことも心のことも、自分が経験したからこそ伝えられることがあると思っていて。

あとは、直感とか「なんとなく」という感覚は、本当は誰にでも備わっているものなんです。それに気づいていないだけで、意識すれば誰でも鍛えられると思っています。そういう感覚を大事にする人が増えたら、もっとみんな生きやすくなるんじゃないかなと思っています。

中村

これから先、形にしていきたいことや挑戦したいことを聞かせてください。

仙石圭子さん

単純に、雇用を生み出せたら最高だなと思っています。お金があると、自分のやりたいことがすぐに叶えられるので、まずは自分自身が財力をつけたいと思っていて。

そうすると、自分が応援したい人のサービスを買うという形で、その人をサポートすることができるようになるんです。直接雇用という形じゃなくても、そうやって誰かの力になれることが、私にとってはすごく嬉しいことなんですよね。

中村

最後に、読者の方へ今伝えたいことをお願いします。

仙石圭子さん

人生は遊園地だと思っています。楽しんだもの勝ちなんです。マイナスの出来事があった時ほど、実は宝が詰まっていることが多くて。そういう時こそチャンスが来たと思って、いかに楽しむかを大事にしてほしいなと思います。

私自身、色々な経験をしてきましたけど、経験すればするほど、これで誰かの力になれるかもしれないってネタになっていくんです。だから、これから読んでくださる方にも、目の前で起きていることを、ぜひ楽しんでいただけたらなと思います。

仙石圭子さん、インタビューにお答えいただきありがとうございました!

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